精子提供の流れ

基本的に打ち合わせを兼ねた面談をしましてそのあとに改めてご連絡いただいて初回の提供となりますが、ご希望であれば省略も可能です。

お話されたくないことがあれば伏せていただいて構いませんし、すぐに切り上げていただいても構いません。

大変デリケートな件を扱っているため無用な詮索は控えたいと考えています。

希望者様のマスク着用での面談、提供も可能です。

精子の提供はボランティアであり無償ですがシリンジ代や交通費等の実費はご負担願います。

ただ、交通費に関してはプロフィールにも掲載していますが遠方や不便な場所以外はこちらで負担します。詳しくはご相談ください。

シリンジ法

シリンジと呼ばれる器具に精液を貯めてその精液を膣内に注入する方法です。

精子の提供は原則としてこの方法を採用します。

こちらで器具をご用意することもできますが、経費としてご負担願います。

シリンジ内の精液を希望者様がご自身もしくはパートナーによって膣内に注入することで処置は完了します。

精液は可能な限り早く、遅くとも3時間以内に注入してください。

また精子は体温以上の熱や寒さに弱いので、持ち運びの際はフードコンテナ等の保温容器を利用するか胸部や腹部に挟んで保温して持ち帰ることを推奨します。

タイミング法

妊娠しやすい時期に性交渉により精子を提供します。

信頼関係がない限り負荷が大きい方法ですが、シリンジ法と比較したメリットとしては妊娠の可能性が上がるという話はあります。

もし希望されるのであればその際はホテル代等の実費、また性感染症を防ぐため性病検査にもご協力ください。

自然な受精を望む場合や妊娠の可能性を少しでも上げたい場合等に希望があった場合に対応したいと思っております。

提供期間

一回で受精できれば大変喜ばしいことなのですが、シリンジ法の一回の成功率が健康な場合で2割ほどとされていることから何度も処置が必要になるケースもあると思われます。

数か月以上根気よく実施する必要があるかもしれません。その際も可能な限り協力したいと考えています。また、処置の頻度を増やしたい場合もご相談いただければと思います。

ご懐妊された場合

無事にご懐妊・出産された場合は強制ではありませんがぜひご連絡いただければと思います。提供者として大変に励みになります。

子供に会いたいとこちらから要求することはいたしません。親権は放棄し認知もしません。

ただ産まれた子供が成長して提供者のことを知りたいと思うことがあるかもしれません。

その時のためにメールアドレス等の連絡先が変更になった場合のみ新しい連絡先をお伝えしたいと思います。

しかし提供者との接点を断つというご判断も尊重いたします。

ページの先頭へ